山田動物病院 診療部門

猫ちゃんの健康診断とは?基本の健康診断から血液検査まで解説

最近、健康診断を受けたいというご要望が増えてきました。

でも、健康診断ってどのように受けたらよいの?どのタイミングで受けたら良いの?などの質問を受けることもあります。

そこで今日は山田動物病院の健康診断をご紹介しましょう。

健康診断を受けるタイミング

まず、健康診断を受けるタイミングは、

① 新しく猫ちゃんをお家に迎え入れた時

② 予防接種を受ける時

③ 秋の猫ちゃんの血液検査キャンペーンを受ける時 ※このキャンペーンについては別ブログでご紹介いたします。

などが分かりやすい目安となります。また、「受けたい時に、いつでも受けられる」のです。

基本の健康診断

山田動物病院の健康診断はまず、「視診・触診・聴診による基本の健康診断」があります。

この「基本の健康い診断」のお値段は1870円。

山田動物病院では、受診するすべての動物の初診時にこの「基本の健康診断」を行い、費用は初診料に含まれています。

また、山田動物病院で定期的にトリミングを受けられる子は3ヶ月に1回の割合で、無料で「基本の健康診断」を行い、飼い主様に報告させていただいています。

「基本の健康診断」の流れ

① 体重・体温を測る。体温は肛門で測りますので、体温計に便が付着したときは検便をします。※便をお持ちいただくこともできます。

② 目の白目を見て、貧血がないか?顔を観察して鼻汁がないかなどを視診します。

③ 目の結膜、角膜に異常がないか?白内障がないか?などを視診します。

 

④ 口腔内を視診します。歯肉、歯に異常がないか?歯石は溜まっているか?舌炎はないか?などを視診します。

 

⑤耳に異常はないか視診します。

 

⑥身体にノミ糞はないか?脱毛はないか?皮膚炎はないか?などを視診します。また肛門周りや陰部なども視診します。

 

⑦ リンパ節に異常はないか?腹部に異常はないか?脱水はしていないか?などを触診します。

 

⑧四肢に異常がないか?股関節などに異常がないか?爪の異常はないか?などを触診・視診します。

⑨ 最後に打診し、聴診器で異常音がないか?聴診します。

以上が山田動物病院の「視診・触診・聴診による基本の健康診断」です。

基本の健康診断でわかること

この健康診断により、

貧血

結膜

角膜

鼻汁

歯石

歯肉炎

舌炎

リンパ節

脱水

肛門

陰部

皮膚炎

脱毛

ノミ糞

前肢

後肢

膀胱

心音

便

 

 

 

 

 

 

 

に異常がないかを調べることができます。

何事もなく、元気で長生きしてほしいと飼い主様は皆様そう願います。そのためにも、定期的な健康診断を受けることをお勧めいたします。

 

前回の「視診・触診・聴診による基本の健康診断」に続き、更に詳しく健康診断を行いたいと考える飼い主様や、予防獣医学の観点からも血液検査をお勧めします。

お知らせ

山田動物病院では毎年10月から12月まで生化学16項目を検査する「猫ちゃんの秋の血液検査キャンペーン」を通常の約半額の6,050円で実施しています。

(キャンペーン中ですと「視診・触診・聴診による基本の健康診断」と採血料が無料になります。)

 

血液検査について

「山田動物病院の視診・触診・聴診による健康診断」を受けた後、採血をします。猫ちゃんは後肢から採血します。

検査項目(生化学16項目)

総蛋白(TP)、アルブミン(Alb)、グロブリン(Glob)、A/G比、アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)、アルカリフォスファターゼ(ALP)、総コレステロール(T-Cho)、総ビリルビン(T-Bil)、グルコース(Glu)、IDEXXSADMA、尿素窒素(BUN)、クレアチニン(Cre)、BUN/クレアチニン比、リン(P)、カルシウム(Ca)

 

採血が終わりましたら、血液を外部検査機関に送ります。

結果が来ましたら、獣医師が1頭1頭の総合的な判断、診断をして、検査結果と共に、飼い主様の自宅に送ります。(約1週間から10日ほどのお時間をいただいております)

では、生化学16項目を詳しく解説しましょう。

 

総蛋白(TP)

血液中の蛋白質の総量を示し、栄養状態、肝・腎機能や免疫機能の指標となります。Alb、Globの数値と併せて評価します。

アルブミン(Alb)

血液中に多く含まれる蛋白質です。上昇は脱水、低下は肝臓、腎臓、腸などの疾患や出血などが疑われます。

グロブリン(Glob)

血液中に多く含まれる蛋白質です。上昇は脱水、慢性炎症、腫瘍、減少は免疫異常などが疑われます。

A/G比

アルブミン(Alb)とグロブリン(Glob)の比を算出したものです。慢性炎症、腫瘍、慢性肝障害、腎からの喪失などで低下します。

アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)

肝臓に多く含まれている酵素です。主に肝臓のダメージの指標として用いられます。

アルカリフォスファターゼ(ALP)

主に胆道系疾患(胆汁鬱滞、胆管肝炎など)で上昇する肝酵素です。骨の成長期、腫瘍などの影響により上昇する場合もあります。

総コレステロール(T-Cho)

生体の主要脂質成分であるコレステロールの血液中の総量を示します。肝臓や胆道、腎臓の疾患や糖尿病、甲状腺機能低下症などの内分泌疾患などで上昇します。肝不全、小腸疾患などで低下します。

総ビリルビン(T-Bil)

ビリルビンは赤血球中のヘモグロビンの代謝産物です。溶血、肝障害、排泄経路の閉塞などで上昇し、黄疸の原因となります。

グルコース(Glu)

血糖値を示し、糖尿病や低血糖の診断に用います。食事の影響を受けるため、食後に上昇します。またこうふんなどのストレスやステロイドの影響により上昇する場合もあります。

IDEXX  SDMA

対称性ジメチルアルギニン。腎臓から排泄される代謝産物で、早期の腎疾患の可能性を可能にする、犬、猫の新しい腎機能マーカーです。

クレアチニン(Cre)

腎臓から排泄される代謝産物で、腎機能が激しく低下すると上昇します。低下の原因としては、著しい筋肉の減少などがあります。

尿素窒素(BUN)

腎臓から排泄される代謝産物で腎機能の低下や消化器官出血などで上昇します。また腎機能低下により減少することもあります。

BUN/クレアチニン比

BUNとクレアチニンの比を算出したものです。これらの値が正しく腎臓の状態を反映しているかどうかを評価します。

リン(P)

副甲状腺疾患、腎臓病、食事内容によって変動します。

カルシウム(Ca)

骨代謝や筋肉の収縮、血液凝固などに関与します。主に腎臓や副甲状腺の疾患などで変動します。また腫瘍で上昇する場合もあります。

お知らせ

10月から12月に行われる「猫ちゃんの秋の血液検査キャンペーン」では、以上の16項目の検査で各項目を組み合わせて総合的に判断いたします。獣医師の細かいコメントがありますので、大変分かりやすいです。検査結果の質問等も後日受付ますのでますます安心ですね。

また、キャンペーン期間外でも血液検査は随時受け付けておりますので、その場合はご相談ください。

 

 

 

椎間板ヘルニアの手術

三鷹市のダックスフントのきなこちゃんが突然後肢が麻痺して歩けなくなってしまいました。

起立不能で知覚も麻痺しており、最悪のグレードⅤでした。

脊椎のMRI撮影により椎間板ヘルニアと診断され、責任病変は第11胸椎から第13胸椎にかけての椎間板にあることが解りました。

早速、片側椎弓切除手術を行いレーザー治療も併用して1週間ほどで走ることも出来るようになりました。

喜びのT様ときなこちゃんです。

きなこちゃん、良かったですね。

 

輸血 ボンド君ありがとう! 輸血犬の活躍

プードルのオト君、来院時には横たわったままで頭をあげることさえままならず息も絶え絶えの状態でした。

極度に貧血しており、赤血球数は正常の1/4以下で、検査により溶血性貧血と膀胱腫瘍からの出血が原因と診断しました。

薬剤の効果が現れ始める4・5日間さえも命が持つとは到底考えられず、急遽当院のドーベルマンの供血犬ブラッド  ボンド君の血液を輸血し、懸命な治療と看護のかいがあって10日目には晴れて退院することが出来ました。

1ヶ月後には、散歩で元気に走り回っているとのご連絡をいただき、スタッフ一同大喜びしましたが、犬の血液が無ければ絶対に救えなかった命だと思います。

オト君、良かったですね。ボンド君には後でたくさんのご褒美をあげました。

ブタさんの事2 ミニブタのお手入れ全般、爪のお手入れ、爪切りと病気のこと

こんにちは。

前回のミニブタの飼育の仕方をお話しいたしました。今回はミニブタ・マイクロブタのお手入れと病気についてお話します。

ミニブタ・マイクロブタのお手入れ

 

爪切り

室内飼育の場合、月1回の爪切りを行うのが理想です。小さい頃から爪切りの習慣をつけることは大事で、慣れないと爪をきることができません。爪切りは怖くないことを教えてあげてください。小さい時や、マイクロブタなどは犬の爪切りを使用できますが、成長したらニッパーなどで切ります。切ったあと、やすり(犬用)をかけてあげてください。

しかし、そのミニブタの性格もあります。小さい時から慣らすといってもなかなか容易ではありません。

病院では自宅で爪切りができないブタさんたちを数多く見てきました。どうしても切る事が出来ない場合は獣医師に相談してください。無理やり嫌がることをするとミニブタも飼い主さんも怪我をすることがあります。

マイクロブタは比較的ミニブタよりも爪切りを慣らすことはできます。しかし爪切りの保定などは慣れた人が行うことが好ましいです。

(伸びた爪)

(爪切り)

爪やすり

耳掃除

耳垢が溜まるとごく稀に炎症を起こすことがあります。

コットンに耳のクリーニング液を付けて拭いてください。

黒い耳垢が溜まる子が多いです。が、ブタさんの耳垢は大変取れやすいのでやさしく拭いてあげてください。特に奥の方の耳垢を取る必要はないと思います。ただ、耳の中が炎症をおこしているように赤くなったりしていたら、獣医師に相談してください。

耳掃除

牙のお手入れ

オスのミニブタは生涯に渡って牙が伸び続けます。時々メスのミニブタも噛み合わせが悪いと牙が伸びてくることがあります。

大人しいミニブタであればやすりをかけ削ることができますが、やはり獣医師に相談して切断することが望ましいです。

ミニブタは大きくなると爪切りも容易ではないので、定期的に爪切りと牙の切断、耳掃除を行っていくことをお勧めします。

 

歯磨き

歯磨きはできるならしたほうが良いです。やり方は犬と同様です。ミニブタ用歯ブラシとかは販売していないので、大型犬用で代用するか、カーゼを指に巻き付けて磨いてください。しかし、小さい頃からかなり歯磨きという行為に慣れているブタさんならできますが、なかなか少ないと思います。

私は個人的には特に歯磨きが必要とは思いませんが、先に書いた牙が伸びて歯茎に当たるなどして歯茎に炎症が起きたりすることの方が重要と思います。

また、ミニブタの顎の力は強いので、むやみやたらに口をいじると咬み付かれた場合は大変です。

口の中に炎症があるとよだれが出ます。いつもよりよだれが多いなどの異常があった時は獣医師に相談してください。

ブラッシング

汚れやフケを落として皮膚を清潔にすることは大変に良い事です。季節に依って毛量が変わりますし、季節の変わり目には抜け毛も多いです。ゴム製のブラシなどでやさしくブラッシングしてあげてください。

また夏は外に長時間いると、日焼けをする場合もありますので気をつけてあげましょう。もちろんシャンプーができる子はシャンプーをしてください。 

 

ミニブタ、マイクロブタの重篤な病気

豚熱

2020年2月5日から豚コレラは豚熱と名称変更しました。豚やいのししの病気であって、人に感染することはありません。感染したブタは40℃を超える高熱を出して動けなくなり、1週間から10日ほどで死亡します。日本でも発症しています。

日本脳炎

「コガタアカイエエカ」という蚊の吸血によって感染する病気です。法定伝染病の一つで、人にも感染します。発症すると高熱や神経麻痺に襲われて20%~40%の割合で死亡してしまいます。日本でもウィルスに感染したブタが見つかっています。予防注射があります。

 

ブタインフルエンザ

その名前のとおり、インフルエンザの症状が出ます。

咳、鼻水、発熱などの症状が出ます。国内での人への感染は認められていませんが、ブタ同士の感染はあります。予防注射があります。

 

豚丹毒(とんたんどく)

あまり聞きなれない病気ですが、豚丹毒菌の感染によって起こる人畜共通感染症です。ブタにおける症状は敗血症型蕁麻疹型、関節炎型および心内膜炎型に分類されます。 豚丹毒菌はブタ、イノシシのほか、ヒトを含む哺乳類、鳥類に感染します。日本での人への感染報告はありません。

予防注射があります。

 

 まとめ

ミニブタが一般的に主にかかりやすい病気

胃腸炎、胃潰瘍:食後の嘔吐や血便が出るなどの症状が現れます。

泌尿器系の病気:尿が濁る、または血尿が出ます。

生殖器の病気:去勢、避妊手術で防げますので、手術をお勧めします。

口腔内の病気:牙や歯が歯茎や口腔内などを傷つけて炎症を起こす

皮膚の病気:皮膚に発疹が現れる。フケが異常に出る。痒がる。

 

飼い主さんの気づきが大事

ミニブタも他のペット同様病気にかかります。

症状は様々ですが、「食欲がない」「呼吸が早い」「尿が出ない、尿が濁る」「皮膚に異常がある」などです。

どのペットもそうですが、飼い主さんの「いつもと違う」という気づきが一番重要です。

日頃の生活から普通の状態を把握してください。

 

日頃から信頼できる獣医師、かかりつけの病院を決めておこう!

ミニブタのペットとしての飼育歴はまだ浅いので、伝染病対策もまだきちんとした法令になっていないことが多いので、信頼ある獣医師に相談をするようにすることが最も大事なことです。

また、予防注射、爪切り、牙切、など獣医師に相談して、定期的に受診することをお勧めいたします。

山田動物病院では日本脳炎、ブタインフルエンザ、豚丹毒の予防注射ができます。

爪切り、牙切、健康診断等も行っております。

お電話またはメールにてご予約ください。03-3309-1719

ブタさんの事1 ミニブタ・マイクロブタについて 基本の飼育の仕方

数年前から新しいペットとして「豚さん」が人気を集めています。そんな「豚さん」についてお話しましょう。

山田 美豚【ヴィトン】(癒し部長)

大きさと種類

豚と聞くと「家畜の豚」を想像しがちですが、現在ペットとして飼われているのはペット用の豚、ミニ豚・マイクロ豚と言われています。

日本で主流のミニ豚の種類は7種類。

ゲッチンゲン系(ドイツ)・ポットベリー(ベトナム)オーミニ計(日本)クラウンミニ系(日本)アイヅ系(日本)ピットマンムーア系(アメリカ)メキシカンへアレスピッグ(メキシコ)になり、さらに小さいマイクロ豚は種類というのが特にありません。

ミニ豚

ベトナムポットベリー

ベトナムの豚が原種で開発を重ね愛玩用に小型化した豚です。ポットベリーとはベトナムの言葉で太鼓のようなお腹の意味。そのため腹は、下に丸くふくれています。
まさに名前の通りまるまるしたお腹に成長するポットベリーですが、子供の頃は2kgほどでも成長すると50kg近くになります。なかには100kgを越える場合も。全然ミニブタではなくなってしまいます。
ちなみにミニブタとは100kg以下の体重の豚を分類しています。アメリカのセレブがペットとして飼いだした豚もこの品種で、今は世界中で飼われています。
おとなしくて賢く、しつけは比較的簡単でトイレや芸なども覚えます。暑さ寒さに非常に弱く、体臭が少ないため室内での飼育が向いています。

ゲッチンゲン(ドイツ)

ドイツで1949年に実験用として開発されたミニブタです。そもそも豚と人は生理形態が似ていて医学では豚を用いた研究が盛なのです。

ゲッチンゲンの特徴は体色が白色なのが多く黒い斑点をもつ個体もいます。ポットベリーと比べると鼻が長いと言われています。ミニブタの中でもさらに小型で、1歳ごろには個体差はありますが30~40kg程度に成長しなかには70kgになる場合もあります。

日本では広く飼養されている種で性格はとても温厚で人に懐きやすく甘えたかわいらしい仕草がみられます。
ゲッチンゲンに限ってではないですが、視力が弱く遠くを見ることが苦手で青色以外は認識できない色盲でもあります。その分犬にも劣らない臭覚と聴覚があり、臭覚に於いてはトリュフを探すことでも知られています。

 

マイクロ豚

品種はなく、大人になった時の体重が18kg~40kgの豚のことです。

色は白色(薄ピンク)牛柄、クリームぶち、ジンジャー色、白ぶち、キャメル色などです。最近の飼育はほぼこのマイクロブタです。

 

豚のエサ

豚は大変大食漢です。与えれば与えるだけ食べきり、食べた分大きく成長します。

雑食ですから何でも食べます。しかし、何でも与えて良いわけではありません。犬・猫同様チョコレートや玉ねぎなどは避けましょう。

その飼育の仕方によって、食事制限をしないといけません。

現在は「豚フード」として栄養価もバランスの良いフードも販売されていますので体重管理を含め、安心して与えることができます。

購入するときの販売業者さんに相談することがよろしいでしょう。

 

豚の鳴き声

豚さんは鳴きます。気分の良いときは「ぶっ、ぶっ」と独り言のようになきますが、

自分の嫌なことをされた時の鳴き声はびっくりするほど大きいです。そして暴れます。

何事もびっくりしないように小さい時からのスキンシップはかかせません。

 

豚の性格

ペットとして馴染みがないですが、知能は高いので「お座り」などの芸も習得できます。そして食べ物の執着がすごいので、食べ物を探す能力はすごく、鼻が届く場所に食べ物があれば必ず見つけ出し食べてしまいます。

ペット用の豚は愛玩用に改良されたので、気性は大人しく飼い主に懐きます。

また臆病な動物ですので、大きな音や体や足を触られることも嫌がります。そして暴れるととても力が強いです。

大きさにもよりますが、小さい時から抱っこの習慣をつけることは大変大事です。また移動を考えると胴輪を付けられることも大事ですし、車に乗せることにも慣れさせた方がよろしいと思います。

 

豚の臭い

豚は体毛が少なく、汗腺もないので汗をかくことがありません。獣臭で悩むことはありません。

臭うのは、排泄物です。排泄物は時間が経つと臭います。時に尿の臭いは時間が増すと共に強くなりますので、日常的にトイレの掃除をお勧めします。

 

注意事項

毛量のこと

季節に依って、それなりに毛量が変わります。春夏は薄く、秋冬は毛量が多くなります。

また、地肌がピンク色の子は日焼けをして真っ赤になることがありますので、太陽に当たる時間場所を考えてあげましょう。

ケージ

豚用のケージはありませんので、使用するなら犬用などを購入し、ある程度小さい時から入ることに慣れさせた方かよろしいです。

食器

鼻の力は思うより強く、なんでも壊します。ステンレス制で大き目の食器をお勧めします。大型犬用のものが市販されています。

 

鼻堀り

豚さんは「鼻」がセンサーとなり、色々なものを把握します。また、鼻で色々なものをほじくる習性があるので

*豚がまるまる入る大きさの頑丈な容器に玉砂利や砂をたっぷり敷いたものを用意する

*綿100%のタオルをケージに入れておく

などその家庭に合った「鼻堀」ができる環境を作ってください。

冬などは毛布を寝床に敷くと、上手にその毛布にくるまってねています。

 

寒がり

とても寒がりです。何かに包まるなどの行為をしますが、食べてしまうことがありますのでそのことを考えて素材を選ぶことも大事です。

 

まとめ

賢く・人に懐き・きれい好き・臭いもしない・毛も少ないいい事ばかりでペットとして優秀な動物です。まるまるしたフォルムに愛嬌ある鼻やしっぽ。表現力豊かで一緒にいれば楽しいことが多いはずです。

しかし、かわいい豚は大食いで排泄物も多く掃除をマメにしなくてはなりません。ミニと思って購入したら100kg越えるケースもあります。自分に合った飼い方ができるか考慮して家族の一員として迎えてください。

 

次回は「豚さんの病気について」です。

【獣医師監修・犬の健康診断】 春の健康診断・血液検査キャンペーンが始まりました。狂犬病予防接種時に行うことをお勧めしています。

健康診断を行う理由

持病もなく元気で健康なワンちゃんは、狂犬病、ワクチン注射、フィラリア予防などの他は病院から足が遠のきがちですね。でもこのまま元気で長生きしてほしいと飼い主様はみなさんそう思います。

そこでお勧めするのが愛犬の「健康診断」です。

健康診断の時期

獣医師による視診、触診、聴診による基本健康診断

まず、ワンちゃんをご家庭に迎え入れた時に行うことをお勧めします。その後、毎年受ける狂犬病予防注射の時期、または混合ワクチンの時期に合わせ、毎年1回行うとよろしいと思います。

山田動物病院では初診で受診するワンちゃんすべてに、基本の健康診断が初診料(1870円)に含まれています。

また定期的に山田動物病院のトリミングをご利用のワンちゃんには3ヶ月に一度、この健康診断を無料で行い、結果をお知らせしています。

 血液検査

山田動物病院の視診・触診・聴診による基本の健康診断のあとより詳しく健康状態をチェックしたい場合や予防医学の観点からも血液検査をお勧めします。

毎年、4月~6月の狂犬病予防注射の時期に、山田動物病院では「春の血液検査キャンペーン」を実施しています。

この「春の血液検査キャンペーン」は愛犬の年1度の健康診断を受けやすくするために、通常の約半額4950円+採血料にて主な血液検査ができるように提供しています。この血液検査を受ける時は「視診、触診、聴診による基本の健康診断」を無料で行っています。

またこの時期にフィラリア検査を行う飼い主様は、フィラリア検査血液検査を行うと採血が1回で済む(採血料も1回)という利点があります。

費用

※スマートフォンの方はスライドをして表を確認してください。

 通常キャンペーン期間(毎年4月~46月)
基本健康診断のみ

1,860円(税込)

なし

基本健康診断

血液検査

※採血料別料金
※項目の数によって変動します。
4.950円(税込)
※採血料別料金

※定期的にトリミングを利用していただいているお客様は3ヶ月に1回基本健康診断を無料で行っております。

健康診断の受け方

特に事前の予約は必要ありませんので、ご都合のよろしい時に直接ご来院ください。

検査でわかること

獣医師による視診、触診、聴診による基本健康診断

この健康診断によって、「貧血、結膜、角膜、白内障、鼻汁の有無、歯石、歯肉炎、耳、リンパ節、脱水、乳腺、肛門、陰部、睾丸、皮膚炎、脱毛、ノミ糞の有無、便、前肢、後肢、膝、爪、打診、心音、肺」に異常がないかを調べることができます。

血液検査

総蛋白(TP)、アルブミン(Alb)、A/G比、総ビリルビン(T-Bil)、AST(GOT)、ALT(GPT)、アルカリフォスファターゼ(ALP)γーGTP(GGT)、リパーゼ(Lip)、尿素窒素(BUN)、クレアチニン(Cre)、総コレステロール(T-Cho)、中性脂肪(TG)、カルシウム(Ca)、無機リン(P)、血糖(Glu)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)の17項目の検査ができます。

検査項目でわかること

総蛋白(TP)

血液中のたんぱく質の総量を示し、栄養状態、肝・腎機能の指標となります。

感染症、慢性炎症、脱水、高脂血症、腫瘍、肝臓疾患、吸収不良、体外喪失の増加などを調べます。

アルブミン(Alb)

血液中に多く含まれる蛋白質です。上昇は脱水、低下は肝臓、腎臓、腸などの疾患や出血が疑われます。

脱水、慢性肝疾患、腸吸収機能不全、栄養失調などを調べます。

A/G比

慢性炎症、肝疾患、ネフローゼ症候群、M蛋白決血漿などを調べます

総ビリルビン

ビリルビンは赤血球中のヘモグロビンの代謝産物です。溶血、肝障害、排泄経路の閉塞などで上昇し、黄疸の原因となります。

肝胆道系疾患、溶血性疾患を調べます。

AST(GOT)

AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)は酵素の一種で、心臓の筋肉や骨格筋、肝臓に多く含まれています。肝臓でアミノ酸の代謝にかかわる働きをしています。

慢性肝炎、肝癌、肝硬変、骨格筋障害を調べます。

ALT(GPT)

肝臓に多く含まれている酵素です。主に肝臓のダメージの指標として使われます。

慢性肝炎、肝癌、肝硬変、肝壊死などを調べます。

アルカリフォスファターゼ(ALP)

主に胆道系疾患(胆汁鬱滞、胆管肝炎など)で上昇する肝酵素です。骨の成長期、腫瘍などにより上昇する場合もあります。

肝胆道系疾患、クッシング症候群、骨疾患などを調べます。

γーGTP(GGT)

主に胆道系疾患(胆汁鬱滞、胆管肝炎)などで上昇する肝酵素です。

肝胆道系疾患、コルチゾール過剰などを調べます。

リパーゼ(Lip)

膵臓に含まれる消化酵素のひとつで、十二指腸に分泌されて食物中の脂肪を分解する働きをします。

急性膵炎、慢性膵炎、膵外傷、胆道疾患などを調べます。

尿素窒素(BUN)

腎臓が十分働いているかどうかを調べる検査です。

脱水、腎不全、尿毒症、尿路閉塞、消化管出血、肝機能低下、(肝硬変、肝炎)などを調べます。

クレアチニン(Cre)

腎臓から排泄される代謝産物で、腎機能が激しく低下すると上昇します。低下の原因としては、著しい筋肉の減少などがあります。

腎不全、尿毒症、尿路閉塞などを調べます。

総コレステロール(T-Cho)

生体の主要脂質成分であるコレステロールの血液中の総量を示します。肝臓や胆道、腎臓の疾患や、糖尿病、甲状腺機能低下症などの内分泌疾患などで上昇します。肝不全、小腸疾患などで低下します

甲状腺機能低下症、クッシング症候群、胆道閉塞、糖尿病、甲状腺機能亢進症、アジソン病、肝疾患などを調べます。

中性脂肪(TG)

血液中に存在する脂肪の一つが中性脂肪です。
数値が上昇すると血液中に脂質が多すぎる状態になり脂質異常症(高脂血症)と言われます。

カルシウム(K)

骨代謝や筋肉の収縮、血液凝固などに関与します。主に腎臓や副甲状腺の疾患などで変動します。また腫瘍で上昇する場合もあります。

リンパ肉腫、ビタミンD過剰、上皮小体機能低下症、上皮小体亢進症、吸収低下などを調べます。

無機リン(P)

生体中にカルシウムに次いで多く存在する無機物です。 

腎不全、上皮小体機能低下症、上皮小体機能亢進症、吸収低下を調べます。

血糖(Glu)

血液中のぶどう糖の量を、血糖値といいます。食事の摂取で変化します。

糖尿病、ストレス、クッシング症候群、機能性低血糖、インスリノーマ、副腎皮質機能低下症などを調べます。

ナトリ ウム(Na)カリウム(K)

必要なミネラルの一種で、浸透圧の調整などの働きをする。

慢性尿崩症、生体外溶血、腎不全、脱水、下痢、嘔吐、慢性機能障害、副腎皮質機能低下症などを調べます。

 検査の仕方  

獣医師による視診、触診、聴診の基本の健康診断

山田動物病院の基本の健康診断は、全身の触診、視診、聴診をします。

①体重・体温を測ります。体温は肛門に体温計を入れて測ります。この時に体温計に付着した便で検便をします。

(便が付かないこともありますので、便をお持ちください。)

②白目で貧血があるかないか調べます。

③目の結膜、角膜、白内障などに異常がないか調べます。

④口腔内を調べます。歯肉、歯に異常はないか、歯石が溜まっていないかなど口腔内を視診します。

 また鼻汁などないか視診します。

⑤耳に異常がないか調べます。

⑥リンパ節に腫れはないか?脱水はしていないか?お腹に何かないか?など触診します。

⑦肛門周りに異常はないか?視診します。

⑧女の子なら乳腺や陰部、男の子は睾丸に異常はないか?また皮膚炎はないか?視診と触診をします。

⑨前肢、後肢の関節に異常がないか?爪に異常はないか?足の指、裏に異常がないか視診、触診します。

⑩最後に打診し、聴診器で胸の音を聴診します。

以上が視診、触診、聴診による基本の健康診断です。

血液検査

「獣医師による視診、触診、聴診による基本の健康診断」をします。その後、経静脈から採血します。

採血した血液を外部検査機関に送り、結果が検査機関から戻ってきて、獣医師が結果診断をしたあとご自宅に郵送します。

このような多彩の血液検査を1年に一回受けることで、安心してワンちゃんと生活してくことができます。是非お試しください。